レビュー(Amazon.co.jp)
07年に結成20周年を迎えたスピッツによる、「スーベニア」以来、2年9ヶ月ぶりとなる12thアルバム。プロデューサーに亀田誠治、エンジニアに高山厳という気心の知れた(しかも日本有数のセンスとテクニックを持つ)クリエイター陣を迎えた本作は、シングル「魔法のコトバ」「ルキンフォー」「群青」でも予見されていたように、ダイナミックかつシンプルなバンド・サウンド~ウットリとするほど美しいメロディ~いつになく前向きなモードに貫かれたリリックがひとつになった、きわめて質の高いギター・ロック・アルバムとなった。ざっくりとストロークされるアコースティックギターから始まり(いい音なんだ、これが)、「君を歌うよ 小さなことが/大きな光になってくように」という感動的なサビへと結びついていく「僕のギター」、草野マサムネのポップサイドがたっぷりと感じられる「Na・de・Na・deボーイ」などドキドキするような名曲が揃った本作は、スピッツの新しいピークの大きなきっかけとなっていくだろう。(森朋之)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
よい 
(2007-10-11)
ガツンとくる1曲はないが、それぞれ聴いていて嫌味がない。
心地よく、ほのかなせつなさが残る。
結果、秋晴れの日によく合いそうなギターポップアルバムが生まれた。
アレンジはスーベニアも担当した亀田誠治。
ところどころに懐かしいメロディーライン。
変わらぬマサムネの詩。薫るスピッツらしさ。
聴きすぎて睡眠不足になる。それがたった一つの不満点。
初期のスピッツを聴きたかったら、ぼくらが遡ればいい。
20年経った今も歩み続ける彼ら。
まるでベテランの風格はないけれど
そんなところもひっくるめちゃって、好きだよ。
かなりの名盤 
(2007-10-11)
いわゆる「捨て曲」がない。
一気に13曲を聴いてしまった。そして今、繰り返し聴きこんでいる。
スピッツは好きなアーティストの一つだが、正直にいうと
自分で購入したスピッツのアルバムは
「ハチミツ」「空の飛び方」「隼」だけで、
その他のスピッツのアルバムはレンタルか、
試聴したあと好きな曲のみダウンロードしていた。
しかし今回のアルバムは試聴した段階で購入してしまった。
通して聴いてみると、ブレイクから10年以上の歳月を経ているにも関わらず
あの頃と同じ、みずみずしい青さ、ひねりのある歌詞、浮遊感が感じられ驚嘆させられた。
特に「桃」「漣」は彼らの持ち味である
伸びのあるボーカルとギターのアルペジオが素晴らしい。
もちろん、他の楽器の音色も聴きこむと、楽しんで演奏しているのが伝わってくる。
一つ、以前と違うことといえば
昔の、内向的で少し刹那的な歌詞が影を潜め、
外向きで前向きなベクトルが感じられることだろうか。
それに少し違和感を感じもしたが、それも経験を重ねた彼らの変化なのだろう。
だがそれを差し引いてもこのアルバムは名盤と言える作品だと思う。
20年目の余裕 
(2007-10-11)
今までの11枚をゆうゆうとクリアしているし、
「濃い」アルバムであることは確かです。
でもそんなことを感じさせないさわやかさも軽やかさもそこにはあって。
一度に「新しいなー」「相変わらずだなー」と正反対の感想を持ったりする。
それこそがスピッツ。
捉えどころがないのに、確かにそこにどっしりと存在している。
「不思議」「P」「Na・De・Na・Deボーイ」は一回聴くと
また聴きたくなる中毒ソング。
全盛期は越えられないのか 
(2007-10-11)
商業的ロックという感じがして仕方がなかった。
スピッツのチェリーを超える名曲は生まれないのか、非常に残念である。
全盛期に比べると、やはり。
次回に期待を込めて☆1つ
安定感のある鉄板な一枚 
(2007-10-11)
20周年を迎えたスピッツの久々のアルバムです。待ってました〜!
これまでよりどことなくポップな雰囲気ですが、初期を彷彿とさせるような懐かしいメロディーもあり
やっぱスピッツはすごいや…と改めて思わずにはいられないパワーに溢れたストレートな作品群。
期待を裏切らず、でも聞けば聞くほど期待以上のものをくれる彼らが本当に大好きです。
一曲目「僕のギター」から「群青」までのスタートダッシュというか引力がステキ。
「トビウオ」から最後までの畳みかけ方もやられた!という感じ。
ただワガママを言うならば、アルバムでしかできない冒険した一曲を入れて欲しかった…。
今までのアルバムにあったシングルカットする方向性ではないんだけど、
二度と忘れられない、スピッツにしかできない決め球の一曲、が残念ながら今回は無かったです。
逆に言えば安定感というか粒ぞろい度は素晴らしいので、あくまで個人的にはということで。
気持ちは☆4.5!
ライブで聞くのが楽しみな曲がいっぱい。
そしてこれから先、もう20年経っても色褪せないであろう一枚ですね♪